新しい年が始まりましたね!新しい年の始まりは、何か新しいことを始めるのにぴったりのタイミングです。
お子さんの学習や成長についても、「今年はもっと頑張ろう!」と思う方が多いのではないでしょうか。
そのためには、まず「目標」をしっかりと設定することがとても大切です。
でも、目標ってどうやって決めたらいいの?
そんな疑問を持つ保護者の皆さんに向けて、今回は「新年の目標設定」の重要性と、どうやって効果的に目標を立てるかをご紹介します。
目標を設定することの大切さ
目標を設定することは、ただの「願い事」や「希望」を持つこととは少し違います。
目標を設定するということは、お子さんが何を達成したいのかを明確にし、そのためにどんな方法を取るべきかを考えることです。
目標があると、日々の勉強や生活に「目的」が生まれます。
それが「毎日やらなくちゃいけないこと」ではなく、「達成したいこと」として意欲的に取り組めるようになるからです。
例えば、お子さんが「算数が得意になりたい」と思っていたとしましょう。
しかし、それだけでは目標としてはぼんやりしていて、どこから手をつけていいのか分かりませんよね。
そこで、「今月中に九九を完璧に覚える」という具体的な目標に変えると、何をするべきかがすぐにわかります。
これが目標設定の力です。
目標設定の方法:SMARTゴール

お子さんに目標を設定してあげるとき、ただ「頑張る」ではなく、より具体的で実現可能な目標を作るための方法があります。
それが「SMARTゴール」という方法です。
これは、目標を5つの条件に分けて設定する方法です。
これを使うと、お子さんも保護者の方も、より明確で達成しやすい目標を立てることができます。
- S(Specific:具体的)
目標は具体的であることが大切です。例えば、「国語が得意になる」ではなく、「毎日5分間、読書をする」といった具体的な行動に落とし込むことです。固有名詞がいいですよ♪ - M(Measurable:測定可能)
達成の度合いが測れる目標にしましょう。「算数のテストで90点を取る」というように、達成したかどうかが分かる目標です。数値化が大切です。 - A(Achievable:達成可能)
目標は現実的であることが大切です。「1週間で10冊本を読む」といった目標は少し無理があるかもしれません。お子さんができる範囲の、頑張れば達成できる目標にすることがポイントです。 - R(Relevant:関連性がある)
「お母さんが決めたからやる」というのではなく、お子さんが「これを達成したい!」と思う目標が大切です。 - T(Time-bound:期限がある)
目標には期限を設けることで、達成するための「期限」を意識することができます。「1ヶ月後にテストで〇〇点取る」といったように、目標に期限をつけてあげましょう。
目標設定の体験談:保護者の意見
実際に目標を立ててみた保護者の方々からは、以下のような体験談が寄せられています。
体験談1:「子どもが自分で目標を決めることが大切」
Aさん(小学生の子どもを持つ保護者)の場合、毎年1月に子どもと一緒に目標を立てることを習慣にしています。Aさんは、ただ「目標を決めなさい」と言うのではなく、子ども自身に何を達成したいかを考えさせるようにしています。例えば、去年の冬休みには「算数がもっと得意になりたい」と言った子どもが、自分で「毎日10分間、計算ドリルをする」という具体的な目標を立てました。その結果、冬休み明けには目標を達成できたことを喜び、さらに自信をつけることができました。
Aさんは、「子どもに目標設定をさせることで、自分で達成感を感じる力を育てることができる」と語っています。
体験談2:「小さな目標から大きな成果に」
Bさん(中学生の子どもを持つ保護者)の場合、目標設定をする際に「小さな目標から始めること」を重視しています。Bさんの子どもは中学生になり、進学や受験が近づく中で、毎日何をすれば良いかが見えにくくなっていました。そこで、Bさんは「まずは毎週英語の単語を100個覚える」という小さな目標を立てるように勧めました。この小さな目標を達成することで、子どもは次第に大きな目標にも挑戦できるようになり、最終的には受験勉強のモチベーションにも繋がったといいます。
Bさんは、「小さな成功体験を積み重ねることで、大きな成果が得られる」と語っています。
目標達成のために保護者ができること
お子さんが目標を達成するためには、保護者のサポートもとても大切です。保護者として、次のようなサポートをしてあげると効果的です。
- 目標設定を一緒に行う
お子さんと一緒に目標を考え、一緒に決めることで、お子さんは目標に対して責任感を持ちやすくなります。 - 進捗を確認する
お子さんが設定した目標に対して、定期的に進捗を確認しましょう。「どう進んでいる?」と優しく聞いてあげることで、進んでいる部分は褒め、改善点を一緒に考えることができます。 - ポジティブなフィードバックを送る
目標を達成できたときや、努力している姿に対してポジティブなフィードバックを送ることが大切です。「よく頑張ったね!」という言葉が、お子さんの自信を育みます。
まとめ
新年の目標設定は、お子さんにとって成長のチャンスです。
目標を明確にし、それに向かって一歩ずつ進むことで、お子さんの学びや成長がより実感できるようになるでしょう。
保護者としては、お子さんが自分の目標を達成できるよう、温かいサポートをしてあげることが大切です。
私は子供の成長が大好きです♪
何に興味があるのか?何が嫌いなのか?
一人一人違うので話してると楽しいです(^^♪
明るく、優しく、時には励ましながら、一緒に目標に向かって歩んでいきましょう!
本年もよろしくお願いします(^^)/